動物の病院 くすめ

診療対象動物:いぬ・ねこ・うさぎ・ハムスター・フェレット・鳥

避妊・去勢手術の術前から退院までの流れ

      2024/09/30

手術は予約制(平日のみ)です
当院のご利用が初めての子は、一度診察させていただきますので、その際に手術日をご予約ください。
手術にあたっては、十分なインフォームドコンセントを心がけております。
気になることがございましたら、どうぞお気軽に獣医師あるいは病院スタッフにおたずねください。

避妊・去勢手術の流れ

手術当日の食事・水分制限

麻酔を使用するため、ご飯・おやつはいつもの半分にしてください。また21時までに食事をすませ、以降は絶対に与えないでください。またお水は当日朝から抜いてください。

※手術は麻酔下で行います。胃の中に食べ物が残っていると、気管支に逆流し、呼吸ができなくなる事故(誤嚥)などが起こりますので、前日21時以降は絶対にご飯やおやつをあげないようにしてください。あげてしまった場合は、必ずスタッフに一言お伝えください。

手術当日

お昼 13:10にご来院ください。

※ネコちゃんは必ずゲージ(フタ付のもの・もしくは洗濯ネット)にいれて、ご来院ください。

※手術が終了するまで、お時間がかかりますので、飼い主さんには一旦ご帰宅いただいております。

術前検査

 血液生化学検査(電解質・尿素窒素(BUN)・グルコース(GLU))

※状況に応じて、精密検査を追加することがあります(費用別途)

※術前検査にて、異常を認めた場合は、手術を延期し、異常に対する治療を実施させていただくことがあります。また術後の体調具合によっては他の治療を行う場合があります。(費用別途)

麻酔と手術

麻酔が安全にかかることを確認した後、避妊・去勢手術を開始します。手術時間は通常、30分〜1時間程度です。避妊手術の場合、メスの方がやや手術時間が長くなる傾向があります。

術後の覚醒

手術が終わったら、麻酔から覚醒するまでしっかりとモニタリングします。動物の意識が戻り安定するまでは、病院で十分なケアを行います。

お迎え

当日の夕方以降にお迎えにいらしてください。

※当院では原則日帰りです。

退院と自宅でのケア

退院の際、術後の経過や注意事項について詳細な説明があります。以下のポイントに注意してください。

  • 食事の再開: 手術後の数時間後に少量の食事を与えますが、普段より少なめにすること。
  • 安静と運動制限: 少なくとも1週間は激しい運動を避け、傷口が開かないように安静に過ごさせましょう。特に、避妊手術の場合は腹部に大きな切開があるため、運動制限がより重要です。
  • エリザベスカラーの着用: 術後傷口を気にしてなめてしまう子にはエリザベスカラーをレンタルする場合もあります。エリザベスカラーをすることにより、感染症や傷口の悪化を防ぎます。

術後の診察

手術後、抜糸は原則として手術より7日後です。それまでに、気になる症状(元気がない、食欲不振、傷口が腫れる、出血があるなど)があれば、すぐに病院へご連絡ください。

術後の注意点

  • 食欲や排泄の確認: 手術後、通常の食事や排泄ができるかどうかを確認しましょう。もし異常があれば、早めにご相談ください。
  • 傷口の観察: 毎日傷口をチェックし、赤みや腫れ、異常な分泌物がないか確認してください。清潔に保つことが重要です。

飼い主さんからのQ&A

 Q.避妊・去勢手術はその日にできますか。

 A.申し訳ありませんが、出来ません。手術のために器具の準備、食事制限の必要があります。また手術枠の空き状況にもよります。

 

 料金表(目安)

猫(去勢手術) ¥17,600~   猫(避妊手術) ¥29,546~

犬(去勢手術) ¥21,890~   犬(避妊手術) ¥34,496~

 ※短頭種(¥32,846~)     ※短頭種(¥41,096~)  

※初診の方はこれに初診料\1083がかかります。

※手術後の状態によっては別途治療費が発生することがあります。

※大型犬・脂肪の多い子や妊娠中や子宮に異常がある子は\3000~UP‼‼‼‼

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