シリーズ それって病気のサインかも!? 犬の多飲多尿編
2023/10/03
犬の多飲多尿編
こんなこと感じたことありませんか?
以前に比べ、水をよく飲むな。
おしっこの色が薄くなったし、何度もトイレに行くようになったな。
犬が多飲多尿になる原因
何らかの原因で多尿の状態に落入った場合、通常よりも多く水分が失われてしまうので、それを補うために水分を多くとろうと多飲が引き起こされるためです。
考えられる病気
・糖尿病
・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
・子宮蓄膿症 ※避妊をしていないメスのみ
・腎臓病
・心因性多飲
多飲の判断基準
体重1kgに当たり90~100ml以上(1日量)の場合
例えば体重が7kgダックスの場合は1日で700ml以上飲む状態
水を飲む量の測り方
ペットボトルに1日分の水を準備し、そこからお皿に注いであげる
1日の終わりにどのくらい飲んだのかがわかります。
多尿の判断基準
体重1kgに当たり50ml以上(1日量)の場合
例えば体重が7kgダックスの場合は1日で350ml以上おしっこがでる状態
おしっこの量の測り方
ペットシーツごと重さを測る。
外でしかしない場合はおしっこの回数をチェックする。いつもより回数が多いのかどうか
「多飲多尿」は見逃しやすい、病気のサインです。
気温や体重の変化などに伴い飲水量は変化しますので、季節ごとに飲水量を小まめに記録するなどの管理が必要です。
はやめに飼い主が気が付いてあげて病院に連れて行ってあげてください。
多飲多尿で注意してもらいたいこと
水をの無料の制限しないこと
多く場合「たくさん尿が出るためお水を欲しがる」状態です。
多飲多尿を示す子の飲水量を制限すると、正常な子に比べ脱水症状が起きやすくなります。