災害時におけるペットとの避難について
2024/09/29
災害が起きるときに備えて、ペットと一緒に避難するための準備が大切です。以下は、ペットと一緒に安全に避難するための基本的なポイントです。
災害時に「ペットがいるから避難できない」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、環境省は「原則として避難時にはペットと一緒に避難する」 ※1.同行避難が推奨されています。
1.避難場所を確認しよう: ペットと一緒に行ける避難場所を調べておこう。避難所によってはペットが入れるところもあるから、事前に確認しておくと安心だよ。
ペットの防災対策をしましょう!>災害時の避難場所(予定避難所・一時避難地)>市内の予定避難所・一時避難地一覧(令和6年5月1日現在),(参照2024-07-30)
北九州市.ペットの防災対策をしましょう!https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/18500066.html,(参照2024-07-29)
2.ペット用の防災バッグを用意しよう: ペットのご飯やお水、トイレシート、予備のリードやハーネス、いつも飲んでいる薬、お気に入りのおもちゃをバッグにまとめておこう。それから、ペットの健康手帳や注射を受けた記録も忘れずにね。
3.ペットの気持ちを考えよう: ペットが怖がったりしないように、どんなときにストレスを感じるかを知っておこう。避難所では、安心できる毛布やケージを持って行くといいよ。
4.避難訓練をしよう: 家族みんなで避難訓練をして、ペットと一緒に逃げる練習をしておくと、本当に災害が起きたときにスムーズに行動できるよ。
5.ペットの一時預かり先について:親戚や友人等、複数の一時預かり先を探しておくと安心だよね。
外部リンク
【人とペットの災害対策】いざというときに備えよう、飼い主と避難所運営者のための手引きについて | 北九州市
※ 1.ペットの同行避難とは
災害の発生時に、飼い主が飼養しているペットを同行し、指定緊急避難場所等まで避難
すること。同行避難とは、ペットと共に移動を伴う避難行動をすることを指し、避難所等
において飼い主がペットを同室で飼養管理することを意味するものではない。
なお、「避難所運営ガイドライン」(平成 28 年 4 月内閣府)では、「同伴避難」という用
語が用いられている。「同行避難」が、ペットとともに安全な場所まで避難する行為(避
難行動)を示す言葉であるのに対して、「同伴避難」は、被災者が避難所でペットを飼養
管理すること(状態)を指す。ただし、同伴避難についても、指定避難所等で飼い主がペ
ットを同室で飼養管理することを意味するものではなく、ペットの飼養環境は避難所等に
よって異なることに留意が必要である。
環境省.人とペットの災害対策ガイドライン.https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3002/2-sousetsu.pdf,(参照2024-07-29).