動物の病院 くすめ

診療対象動物:いぬ・ねこ・うさぎ・ハムスター・フェレット・鳥

子猫を保護したらどうする?

   

公園などで子猫を見つけて保護した場合の対応についてお話しします。小さな命を救いたいと思う気持ちはとても大切です。しかし、適切な対処をすることで、子猫の健康を守り、幸せな未来につなげることができます。

1. まずは安全な場所へ

子猫を見つけた場合、まずはその子が安全かどうかを確認しましょう。交通量の多い場所や危険な環境にいる場合は、ゆっくりと近づき、安全な場所に移動させます。しかし、子猫が母猫と一緒にいる場合は、しばらく観察して、母猫が戻ってくるかどうかを確認してください。母猫が近くにいる可能性があるため、むやみに触らないことが大切です。

2. 子猫の健康状態をチェック

子猫の状態を確認しましょう。弱っていたり、けがをしている場合は、できるだけ早く動物病院に連れて行くことが重要です。特に、子猫は体温調整が苦手なので、体が冷えているようなら毛布やタオルでくるみ、温かい環境を整えてあげてください。

3. 動物病院での検査

動物病院では、ノミやダニの寄生、感染症の有無を確認し、必要なワクチン接種や駆虫処置を行います。また、栄養不足の子猫には適切なミルクや食事のアドバイスもさせていただきます。生後間もない子猫は特に注意が必要で、早めに健康チェックを受けることが大切です。

4. 自宅でのケア

子猫を保護した後は、定期的に食事を与え、温かい環境を維持することが重要です。生後1か月未満の子猫は特に頻繁に食事が必要ですので、3〜4時間おきにミルクをあげることをおすすめします。また、排泄の手助けが必要な場合もあるため、優しくお世話してあげてください。

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