動物の病院 くすめ

診療対象動物:いぬ・ねこ・うさぎ・ハムスター・フェレット・鳥

混合ワクチン接種について知ってもらいたいこと

   

 混合ワクチン接種について知ってもらいたいこと

当院では混合ワクチン接種は毎年接種をお願いしています。

ただ生後3ヶ月未満のワンちゃん、ネコちゃんには生後3ヶ月までは1ヶ月おきの接種をお願いして

います。

その理由は出産時から母乳以外で育ってきた子は母乳からの免疫移行がないため

早めに接種する必要があります。

自然免疫は自然と免疫力が低下してくるので、ワクチン接種によって補います。

また家にこられて週間未満のワンちゃん、ネコちゃんに関しては、1~2週間以上たって、

新しい環境に慣れてから混合ワクチン接種をした方がいいでしょう。! 

◇ワクチンを打つタイミング

・1回目の接種 生後8週間後

・2回目の接種 生後12週間後

・3回目の接種 生後16週間後

4回目の接種 3回目の接種から1年後


年齢問わず混合ワクチン接種される場合に気をつけていただきたい点

ワンちゃんの中には稀にワクチン接種後に顔が腫れたり、吐いたりする子がいます。

接種後の経過を観るため病院で20~30分経過を観る場合があります。

また数時間して症状が出ることもあるので、症状が出たときすぐに病院にかかれるように

特に初めて接種される場合、午前中の接種が望ましいと思います。

一度でもそのような症状がみられた子に関しては免疫の有無を確かめる為

外部検査機関に依頼することもあります。

検査結果が出るまでに2週間程度かかりますが、飼い主様に安心してもらえれるようにとの考えより勧

めています。

以上のことは個体差があるので掛かりつけの病院で先生に相談してください。


◇ワクチン接種後は安静に

ヒトと同じようにワクチン接種後は激しい運動は避け、安静にするようにしてください。

混合ワクチン接種される場合に気を付けていただきたい点で触れましたが、接種後 顔の腫れや吐い

たりする子もいますのでよく観察してあげてください。

最後になりますが、ワクチンを打ってもすぐに免疫ができる訳ではありません。

抗体ができるまでに1~2週間ほどかかると言われていますので、他の子に会わせたいという気持ちは

わかりますが、子犬や子猫の場合は特にすぐに他の子たちとの接触は避けた方がいいです。

何か気になることがありましたら、お問い合わせください。

ワクチンのお話は 「いぬねこワクチン」


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