犬猫の夏バテ予防対策~暑い季節を元気に過ごすためのポイント~
2024/09/29
夏場は犬や猫が夏バテを起こしやすい時期です。夏ばての予防対策を紹介します。
1. 室内環境の管理
- 涼しい場所を提供:ペットが快適に過ごせるように、エアコンや扇風機を利用して室温を適切に保ちましょう。窓を閉めて日差しを遮り、直射日光が当たらない場所を提供することも重要です。
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- 温度計を設置:室温が適切かどうか確認できるように、ペットが過ごす場所に温度計を置いて、常にチェックしましょう。
2. 水分補給
- 新鮮な水を常に提供:夏場は特に水分摂取が重要です。水飲み場を複数設け、頻繁に水を交換して、新鮮な水をいつでも飲めるようにします。
3. 散歩や運動の工夫
- 早朝や夕方に散歩:犬の散歩は気温が高くなる前の早朝や、涼しくなる夕方に行いましょう。アスファルトの温度が高い場合、肉球が火傷する恐れがあるので注意が必要です。散歩の際は保冷材などをタオルに包んで首に巻いてあげてください。
- 無理な運動を避ける:暑い時期には激しい運動は避け、室内での軽い遊びや涼しい場所での活動を心がけます。
4. 食事の工夫
- 軽めの食事:夏バテで食欲が落ちる場合、消化に良い軽めの食事やウェットフードを与えると良いでしょう。また、1日量を少量ずつに分けて回数を多く与えるのも一つの方法です。
- 冷たいおやつ:暑い日に冷たいおやつなどを与えて、体を内側から冷やすことも効果的です。
- 少量でも栄養補給が出来る食事:食欲が落ちてきたなと思うときは、栄養価の高い缶詰をあげてください。
※塩分の高いものや人が食べているものをあげないようにしましょう。
5. 被毛のケア
- 定期的なブラッシング:被毛を整え、余分な毛を取り除くことで、通気性が良くなり体温を調整しやすくなります。
- 短くカット:犬の場合、夏の間は毛を短めにカットするのも一つの方法です。ただし、猫の場合はあまり短くしすぎない方が良いです。被毛は体温調節の役割も果たしているため、慎重に行いましょう。
6. 熱中症の予防
注意サインを見逃さない:犬や猫が過度にパンティング(口を開けて呼吸をする)、よだれを垂らす、ぐったりしている、動きたがらないなどの症状を示した場合、すぐに涼しい場所に移し、場合によっては水をかけて体を冷やし、早めにかかりつけの獣医師に相談してください。
参照:日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクト