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犬猫のご飯を置きっぱなしにする危険性と対策

      2024/08/16

そろそろ気をつけて!

うちの子は時間をかけて食べるから」、「食べむらがあるから、夕方までご飯は置きっぱなしにしています。」という飼い主さんの声を聞くことがあります。

それはこの子たちはいつでも食べられるし、気が向いたらまた食べよと思っているだけです。

ご飯の置きっぱなしは危険が潜んでいます!

健康リスクと、適切な管理方法についてのポイント

1. 食べ残しによる細菌の繁殖

食べ物が室温で長時間放置されると、細菌が繁殖しやすくなります。特にウェットフードは、ドライフードに比べて腐敗しやすいため、食中毒の原因となる可能性があります。犬や猫がこれらの食べ物を食べると、消化不良や嘔吐、下痢などの症状を引き起こすリスクがあります。特に梅雨時期は。

2. 寄生虫や害虫の誘引

放置されたフードは、ハエ、アリ、ゴキブリ、さらにはネズミなどの害虫を引き寄せる原因となります。これらの害虫は、フードに卵を産みつけたり、病原菌を運んだりする可能性があります。特にネズミは、サルモネラ菌や寄生虫を運ぶため、非常に危険です。

3. 食事の質の低下

ドライフードであっても、長時間放置すると酸化が進み、栄養価が低下することがあります。特にビタミンや脂肪は、時間が経つと劣化しやすいため、ペットが十分な栄養を摂取できなくなる可能性があります。また、フードのにおいが変わり食べなくなったりします。

4. ペットの健康管理の難しさ

ご飯をいつでも食べられる状態にしておくと、ペットの食事量や食欲の変化を把握しにくくなります。これにより、肥満や食欲不振、病気の早期発見が難しくなることがあります。

 

対策と注意点

 

  • 時間を決めて与える:

    生活習慣、規則正しくすることが一番です。散歩のあとにご飯をあげる、そんな毎日決まった時間に同じ行動をとってあげてください。また一定時間が経過したら残りを片付けるようにしましょう。特にウェットフードは、30分から1時間以内に片付けることが理想的です。子供の頃、食事中にテレビに夢中になっていたら、親にご飯を下げられた時のことを思い出してください。きっと、この子も同じ気持ちになると思いますよ。

  • 適切な量を提供する: ペットが一度に食べ切れる量を測って与えることで、食べ残しを防ぎます。また僕の知り合いに1回の食べる量は少ないけど、すぐにお腹が空くという子がいました。ペット達にもそんな子がいるんですよ。そんな子には1回量をへらして回数を増やしてください。

  • 食器の清潔を保つ: フードを与えた後は、食器をしっかりと洗い、細菌や寄生虫の繁殖を防ぎましょう。
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  • フードの保存方法に注意: 未開封のフードは涼しく乾燥した場所で保管し、開封後は密閉容器に入れて鮮度を保つことが大切です。

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