動物の病院 くすめ

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犬の発情期

   

犬の発情期

 今回は発情期について、お話をします。

 もうペットを飼っている方、今まで飼っていた方は発情期と言われれば

 ぴんとくると思います。でも身の回りにペットがいない方はいまいち分からない

 かもしれません。これから飼おうかなと思っているかた、

 または人生で初めてペットを飼いましたという方へ向けて

 少しお話できればと思います。

 後日、猫の発情の話をしたいと思います。

いつから?

 生後6ヶ月~12ヶ月で成熟を迎え発情がおこります。

 小型犬の成熟期は大型犬に比べ早いです。

 回数は年2回、あるいは年1回、発情期は約2週間ほど続きます。

 

発情の特徴

 ・食欲が落ちる

 ・尿の回数が多くなる

 ・クッションやぬいぐるみなどの上に乗っかって腰を振るような行動

 ・いつも以上に飼い主さんに甘える

 ・いらいらしている

 ・出血がある

  ただし、小型犬の場合は出血量が少ない場合もあり、

  自分で舐めてしまい飼い主さんは気が付かないことも

 

 偽妊娠とは

  偽妊娠って言葉を聞いたことのある飼い主さんもおられると思います。

  発情が終わって、妊娠していないのに妊娠しているかのように母性があらわれたり

  乳頭が大きくななって、お乳が出たりすることがあります。

  これはホルモン的な変化によるもので、妊娠といいます。

  この状態が続くようであれば、掛かりつけの病院の先生に相談しましょう。

 注意すること

  発情中のメスのニオイにオスが反応し追いかけられたり、

  ケンカに巻き込まれたりすることもあるので、

  発情中は犬がいる場所に行かないようにした方がいいかもしれません。

 最後に避妊去勢手術については別のページに書いてありますので、

 よろしければ見てみてください。

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