動物の病院 くすめ

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愛犬・愛猫の健康を守る!DOGドック・CATドックで安心の定期診断を

      2024/12/12

ペットは大切な家族の一員であり、彼らの健康を守るためには、日々のケアと定期的な健康診断が欠かせません。特にペットは自分で不調を訴えることができないため、定期的に検診を受けることで、飼い主が気づかないうちに進行する病気を早期に発見できます。この記事では、定期健康診断の重要性とそのメリットについてご紹介します。


1. 健康診断の重要性

ペットの健康状態を把握し、病気の早期発見や予防を行うため、定期健康診断は非常に重要です。特に犬や猫は年齢を重ねると、内臓疾患や慢性的な病気が進行しやすくなります。特にシニア期には定期的な検査が不可欠です。

健康診断の主な確認項目:

  • 問診
  • 視診:目、耳、歯などの確認。
  • 触診:関節や骨、体表腫瘤、腹部臓器の異常などの確認。
  • 聴診:心臓や肺の音、気管の異常を確認。
  • 体重・体温測定:変化から潜在的な問題を把握。
  • 血液検査:肝臓、腎臓など内臓機能を調べます。
  • 尿・糞便検査:感染症や腎臓、膀胱の異常を確認。
  • レントゲン・超音波検査:目に見えない内臓の状態や腫瘍を確認。

2. 定期健康診断のメリット

  1. 早期発見・早期治療
    症状が現れない病気も、診断により早期発見が可能です。腫瘍や内臓疾患、糖尿病などの重大な病気も早期発見ならば治療の選択肢が増え、ペットへの負担を軽減します。

  2. 健康状態を把握し、最適な生活管理が可能
    診断結果を元に、食事や運動の見直しを行えます。特に肥満や栄養不足の問題にも適切に対応できます。

  3. 予防医療の徹底
    健康診断では、予防接種や寄生虫の駆除も一緒に行えるため、感染症のリスクを減らすことができます。定期検査により病気の発症リスクを抑え、ペットの健康を長期間サポートします。

  4. 飼い主の安心感
    ペットが健康であることが確認できることで、飼い主の不安が軽減されます。また、異常がない場合でもケアが正しいことを確認し、より安心してペットとの生活を楽しむことができます。


3. 健康診断の頻度

ペットの年齢や健康状態によって異なりますが、若いペットでは年に1回、7歳以上のシニア期のペットは半年に1回の検査が理想です。10歳以上では、項目を絞った検査と広い検査を交互に行う方法もあります。


4. DOGドック・CATドックの流れ

  1. 検査前
    DOGドック・CATドックは事前予約が必要です。診察時やお電話で予約をお願いします。                                  ※Aコースの場合                                                                 午前10時30分にご来院ください。                                                       ※Bコース・Cコースの場合                                                               午前9時~11時の間にご来院ください。ペットをお預かりして検査を行います。
  1. 検査当日
  • 朝食を抜いてください。ただし、お水は与えても大丈夫です。
  • 尿検査が必要な場合は、尿を持参してください。                                       ※できるだけ院内での採取が望ましいですが、生理現象なので必ず尿が溜まっているとは限らないため                ※採尿後3時間以内の検査が理想です。保存する場合は冷暗所(4℃)で6時間以内にご持参ください。
  1. 検査後
    検査結果は後日、書面にて郵送いたします。ただし、異常が見つかった場合は、当日に電話にて連絡します。

5. 健康診断の内容と費用

Aコース(基本コース):7,350円(税抜)
一般身体検査、血液検査(貧血の有無・赤血球数・白血球数など)、血液生化学検査(蛋白量・腎臓・肝臓・膵臓の数値など)、尿・糞便検査、爪切り、肛門腺しぼり

Bコース(高齢ドック):19,650円(税抜)
Aコースに加え、甲状腺ホルモン検査、レントゲン検査

Cコース(心疾患ドック):22,650円(税抜)
Bコースに加え、心臓超音波検査


 

【注意事項】

  • 健康診断は平日のみ予約制。
  • 当日朝は絶食でご来院ください。
  • 尿は持参ください。                                                    →検査精度を考えると院内で採取し、すぐに検査するのが望ましいですが、生理現象なので必ず尿が溜まっているとは限りません。尿は採尿後時間が経過すると性状が変化して検査結果に影響を与えます。原則的に採尿後3時間以内の検査が望ましいです。すぐに検査できない場合は冷暗所(4℃)で保存し、6時間以内であれば実施可能です。
  • 大型犬の場合、追加料金がかかることがあります。
  • 検査結果は後日書面にて郵送いたします。
  • 気になる症状がある場合は動画におさめておいてください。
  • 耳ダニほかの治療を行った場合、別途費用がかかります。
  • 大型犬(15Kg以上)では、レントゲンサイズの都合上、追加料金が2,000円(税抜き)かかります。
  • 麻酔が必要な場合は別途費用がかかります。
  • その他、追加検査も可能です。                                                →猫エイズ/猫白血病検査                                                 →フィラリア検査                                                      →アレルギー検査                                                         →ワクチン抗体検査など

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